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長過ぎね?俺の随筆(その7)

夢の家

こんにちは。暑いですね。夏バテしていませんか?こちらは年中空調が効いた建物の中で、ただのんべんだらりと過ごさせてもらっています。おかげさまで暑さとは無縁な暮らしです。今回のテーマは「正義って何?正義の味方って誰?」です。

誰でも子供のころ、少なくとも一度はこう思ったはずです。「正義って何?正義の味方って誰?」。 昔は「正義の味方」はいっぱいテレビの中にいました。次から次へと名乗りを挙げる正義の味方に心踊らせたものでした。その姿は、時としてマントを羽織った仮面姿の人間で、時として誰かが乗り込んで操縦するロボットでした。あ、遠隔操作や自律式もあったなぁ。それと同時に、登場して来る「悪」と呼ばれた人(または、まがまがしく作られたモンスター)を、テレビから言われるがままに恐れ、そして憎んだものでした。悪役の怪獣達も見た目は案外格好よかったりして、かつまがまがしくて、見飽きることはありませんでした。そんな正義の味方の中でも、私のど真ん中は「マグマ大使」でした。毎週テレビにかじりついてました。正義は「マグマ一族を呼び出すための笛を吹く少年(名前はたしか、まもるくんだったかな)」の笛を吹く行為のことで、正義の味方は「アース様とマグマ大使家族」で、悪はゴア様と家来の人間モドキでした。 正義のために笛を吹く少年の姿こそが正義の具現でした。 今時の若い人はマグマ大使の名前は聞いたことがあっても、マグマの家族なんてわからないのでしょうかね。ひょっとしたら、テーマ曲は聞いたことがあるが、マグマ大使自体を見たことがないかもしれない、などと危惧しています。簡単に説明しますと、マグマ大使とは、ロケットから変身できる「自律作動の人間型ロボット」で、つまり操縦する人がいなくて、笛を3回吹くとロケットの姿でどこからともなくやって来て、案外大型で金ぴか、ライオンをモチーフとした顔つきです。マグマを産んだのがアース(ロケットを産んだのかぁ、神様のくせに)、マグマの嫁さんがモル、その子供がガム。知らないでしょうね。なんで「ロケットなのにアース樣が産むの?」という疑問が湧いて来ますが、そのあたりは「一昔前の設定事だから甘いのだ」と、大目に見ましょう。その他の正義の味方といえば、(つい最近亡くなった松方某演じる)白馬童子や、有名な鉄腕アトムや、なつかしの鉄人28号や、仮面の忍者赤影白影は少し早すぎるし、マジンガーZや、サイボーグ009や、ウルトラQはストライクの時期だけどマグマ大使ほど心に響かなかったし(サイボーグが何故人間の味方をしてくれるかわからなかった)、ウルトラマンやウルトラセブンや仮面ライダーは少し遅すぎます。ややマイナーなところではエイトマン、黄金バット、宇宙少年ソラン、ビッグX(知らんかなあ) 。私よりちょっと後ろの世代の人は「正義の味方といえばガンダムだ。ガンダムは正義の味方を超越して、もはや哲学だ」と宣います(のたまいます)。「どこが哲学なもんか」とも思わないでもないけれど、無駄な争いはこの際やめときましょう。ゴレンジャーとそれに続く「戦隊もの」では既に番組の性格が変わり、イケメン俳優のお披露目会に変貌してました。うろ覚えですが、志尊某も横浜某も吉沢某も居たような気がします。息子が夢中だったので、自分は「あくまでも興味がない」というポーズをしてました(本当は興味があった、かな?)。懐かしいです。語り尽くせぬ思い出が溢れてます。ここでフと思います。わかりやすく、かつ、まがまがしく作られた「悪」たちは、ホントに自分のことを「私が悪です」と思ってるんだろうか?彼は彼なりの行動規範に基づいて、自分なりの正義を実践してるのではないか?悪は、見た目が悪そうに作ってあるけど、これがまさに「子供騙し」じゃないか?と、子供の頃から思ってました。こうしてみると、随分こまっしゃくれた子供だったんですね。テレビの言うがままに悪を信じてはならない、と強く思いました。このことの影響からでしょうか?私が一番好きな童話は「逆桃太郎」です。うーん、童話とは言わないか?こういうお話しです「ある日、鬼ヶ島という島に、鬼の家族が仲良く暮らしていました。そんな時1羽の渡り鳥が、桃太郎が鬼ヶ島の襲撃を企てて(鬼退治名目のテロ)仲間を募ってる、と教えてくれました。それを聞いた子供たちはこう泣き叫びました『えーん、怖いよう、桃太郎が来るよう』。それから、仲良く平和に暮らしてた鬼の家族は皆、行方知らずになりました」

私が子供の頃、一番好きだった歌が尾藤イサオの「ワル」でした。その歌はこのように歌ってました「ワル、ワル、ワルよ、ワルがなぜ悪い」思い出すなあ。

今回のテーマの答えを申し上げましょう。「正義とは教育の賜物、教育の成果だ」です。小さい頃からそのように教え込まれたら、そりゃ悪そうに作りあげられたもののことを「悪」と思い込むでしょう。教育と言っても子供の身の上に起きるだけでもありません。私たち大人にでも起こりうることです。今から約10年ほど前はイランやシリアや北朝鮮は「悪の枢軸」と呼ばれ、そう教え込まれました。「こいつらが悪だ」と名指しされてみると、その風貌が悪者に見えて仕方ありません。韓国では、中年の人を中心に「嫌日・反日」の機運で盛り上がってますが、彼らはなぜ嫌日なのでしょうか?それは彼らが年少の頃からそういう教育を受け続けて来たからです。教育の成果以外の何者でもありません。幼い頃からそう聞かされ続ければ嫌日反日にもなるでしょう。韓国の教育の勝利ですかね、今のところ。どのような 結果になるのかは知りません。(内心では「後で吠え面掻くなよ」なんて思ってるけど、ここはひとつ穏便に)

その一方、正義の味方は誰かというと、それはあなたです。あなたの脳内に存在するイメージです。そういう意味では、聞かれ様によっては「正義の味方とは、教育の賜物だ」と言えるかもしれません。ある意味では「質問のしかた」が悪いです(自分で質問しておいて今さら何を、というのはこの際なしで)。そういう教育を受け続けたおかげで、脳内に正義の味方のイメージ、もしくは完成図ができあがっています。それと似た姿をしたものを「正義の味方」と呼んでいる。マントはひるがえしませんけど。

つまり、「正義は教育の賜物で、正義の味方はあなた自身が作り出したもの」なのです

 

今回も最後までお付き合いくださってありがとうございました。読むのは大変だろうな、と思います。思うなら短くしろ?いや、それは・・・・・ノーコメントです。それではごきげんよう、さようなら。