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長過ぎね?俺の随筆(その39)『雲はなぜ浮かぶ?』

長過ぎね?俺の随筆

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。私は、体のほうは元気なのですが、心は元気じゃありません。最近ではめっきり落ち込んでます。元気がありません。だけど、人間というもの、ボーッとしてるようじゃいけません。落ち込むばかりですが、見た目以上に私はボーッとしてます。えっ?そのように見える?自分の認識を改めなきゃならないですかね?ボーッとすることに関連付けて、今回のブログのテーマは「雲はなぜ浮かぶ?」です。

 

今日も食事は朝昼晩3食とも軟らか食の食事介助。嚥下不良の我が身にはとってもありがたいことです。食べさせてくれる介護士さんたちにはただひたすらに感謝です。せめてむせないことだけが感謝のしるし。花粉症で鼻詰まりの時期だけは致し方ないけど、それ以外の時はむせるなんて気分的なもんです、気の持ちようです。食べることに集中しさえできればむせないため、私は食事中に屋外の景色をひたすら一心不乱に眺めることをただ楽しみにしてます。

 

ああ、今日もお空に雲がぽっかり浮かんでらぁ。あの雲はどこから来てどこに行くんだろう?

 

時間だけはたっぷりあるから、ぼんやりとこんなことを考えてしまいます。そして次から次へと「雲に関する疑問」と、更に膨張して「水に関する疑問」が湧いて来ます。(雲だけに湧く、なんちゃって。えっ?滑った?し、失礼しました)。

 

・雲はなぜあんなに高いところに浮かぶ?

・雲はなぜ流れる?

・雲はどこで湧く?

・雲はなぜ散り散りバラバラにならない?

・水はなぜあんなに沸点が高い?

・水はなぜあんなに物が溶ける?

・水はなぜあんなに自分自身が空気中に溶けやすい?

・水はなぜあんなに表面張力が高い?

・水はなぜあんなに飽和蒸気圧が高い?

・水はなぜあんなに粘度が低くて、さらさらで扱いやすい?

・水はなぜあんなに浸透圧が高い?

・氷はなぜ水に浮く?(これが今回最大の疑問)

・雨はなぜ降る?

・流氷はなぜできる?

・氷山は舐めたらしょっぱいの?

 

答えを申し上げます。

 

はい、全部わかりません。

 

だけど、答えとは言えないけど「見当(けんとう)」だけはつけてます。恐いもの知らすだから、ここで私がつけた「見当」をご覧に入れましょう。見てください。

 

雲はなぜ浮かぶ?

そうですねぇ。たぶん上昇気流のせいだと思うけど、それだけじゃなさそうです。聞くところによると、上空はとっても寒いんでしょう?(行ったことはないけどさ、あっ、近々通るなぁトシだから)。寒くなるので上昇気流がいつまでも続くはずがないじゃん。そもそも上昇気流だけであんなに高くに浮かぶものかなぁ?雲というものは、氷の粒子に空気中の水蒸気がくっついたものだと教わったけど、「空気と言う名の混合ガス」と比重が近いかも知れないし、それとも「空気と言う名の混合ガス」より軽いのかなぁ?だけど少なくとも軽いはずがないじゃん?雨も降るし、雪も降るし、雹(ひょう)も降る。比重が近いかも知れないけど、比重のせいだけでもなさそうだ。墜落した雲なんて見たことある?5~10mぐらいに浮かぶ雲なんて見たことある?聞いたことある?

絶対に何か他に原因があるに違いない、と思うのです。

 

雲はなぜ流れる?

そう言われてみれば、流れるのは雨の日も風の日も同じ速度、同じ方向だ。台風なんかの日には早く流れる(押される)雲もあるけど、ぴーかんの空でひとり超高速で南向きに飛んで行く雲なんてなかなか見ない。西向きも稀なこと。いつもゆっくり東に行くなぁ。

あれは、雲が流れてるんじゃなくて、自分たちのほうが回ってる度合いが多いんだと思います。多少は風に押されるけど、基本的には雲はその場でただじっと浮かんでいるのだと思います。絶妙なバランスで、引力によって地球に引き付けられてるけど、引き付けられ過ぎて墜落してくることもありません(聞いたことない)。だから「時速20Kmくらいの絶妙なバランスで動くし、浮かんでる」のです。台風の速度とは、引き付けられ具合を知らないうちに考慮してしまってるものだったのです。

 

雲はどこで湧く?

そう言えば、「雲が湧く谷」という言葉を聞いたことあるけど、あんなにたくさんの雲が湧く谷はどこにあるの?見られるもんなら観に行きたい(観光ツアー?)。海水温度が高いので台風が発達した、とは言うものの、混じりけだらけの海水はホントに蒸発できる?できるなら塩は残るのかなぁ?伯方の塩のメーカーがボロ儲けじゃん。にがりにも手を焼く。

 

雲はなぜいつまでもあの形?

そう言えば、なぜ散り散りバラバラにならないの?はい、これに関しては、見当さえ付きません。形は刻々変わるし、ちぎれることもあるところを見ると、「浮かぶ雲は初めから接着剤いり」ということでもなさそうです。だけど、なぜいつも一塊(ひとかたまり)なのでしょうか?

 

水はなぜあんなに沸点が高い?

そう言えば水だけが飛び抜けて高いなぁ。水の沸点は1気圧で100℃、沸点は分子量で決まるはず。化学(ばけがく)が苦手な俺でも知ってる。水の分子量はおよそ18mol。それに近いのがメタンでおよそ16mol。それに対して沸点は、水は100℃でメタンは―190℃、ガスはどれもマイナス3桁、なんで水だけ6けたも桁違いに高いの?

 

水はなぜあんなに物を溶かす?

水は最強の溶剤と聞きました。この性質がなかったら、血液で栄養素は運べなかったよ?動物は生きられなかったよ?

 

水はなぜあんなに表面張力が高い?

この性質がなかったら、水分と一緒に肥料を高いところに運び上げられなかった。植物は生きられなかったよ?

 

水はなぜあんなに自分自身が空気によく溶ける?

溶けにくかったら洗濯物は永遠に乾かないよ?

 

洗濯物と言えば、水はなぜあんなに飽和蒸気圧が高い?

これも他の物資と比べてけた違いだな?これがなければ、洗濯物が乾くまでに1ヶ月はかかったよ?大気中の湿度のほうが洗濯物の湿度より低いから、湿度均一になろうとして洗濯物が乾くのだ、という理屈(エントロピーの法則、だっけ?)はわかるけど、それだけじゃあんなにパリッとは乾かないはずだ。絶対得体のしれない何かが絡んでる。

 

水はなぜあんなに粘度が低くて扱いやすい?

もしかして粘度がこれ以上強かったら、生き物の体液には相応しく(ふさわしく)なかったことを容易に想像できちゃうな。いわゆる「血がどろどろ」の恒常化によって、我々動物はとても生きにくかったはず。浸透圧も同じこと。これ以上染み込みにくかったら、細胞たちは干からびてしまってたことだろう。偶然なのか、ちょうど良かったです。

 

「人間が先か水が先か」。水は人間に都合良すぎです。

 

最大の疑問ですが、氷はなぜ浮かぶ?

考えれば考えるほど不思議です。同じ物質なのに、固体より液体のほうが重い?固体になると、体積は確かに膨脹します。子供の頃、冷蔵庫の冷蔵室の右上角の冷凍室の中で、アルミ製氷皿から溢れるように凍り付いた氷を見たことあります。だけど、体積が増えて密度が小さくなる固体なんて、常識では考えられないことです。どろどろに溶けた溶鉱炉の中で、投入された鉄球は溶鉱炉の底に沈む。溶岩の中で岩は浮いてはいない。もしも水飴の粘度が水並みだったら、あめ玉は水飴には浮かない。たぶん沈没する。浮いたままなのは表面張力のおかげ。だけど氷は水に浮く。これって変なんじゃない?絶対におかしいよ。

 

雨はなぜ降る?

低くたれ込めた雲は不気味です。如何にも(いかにも)天変地異を巻き起こす様子、あんなに真っ黒な雲が大空遥かまで立ち上がっているのです。雨はその雲のどこかの高さから降って来ます。だけど、降る降らないは何を基準に決めてるの?誰が決めてるの?い、いつどこで決めた?俺には内緒かあ。経験してるから「一雨(ひとあめ)来そうだな」とはわかるけど、ある時は低く、またある時は高くから降って来る。まさかそれ以上高いということはないはずだけど、もしかして雲なんか突き抜けてはるばる宇宙からやって来る?

雲から雨が降る理由は「雲の中に含まれる微小な氷粒子が風に揺さぶられて衝突拡大して雹となり、やがて地表に向かい、地表に近づくにつれて気温が上がり、雹は雨と化して地表に降り注ぐ」と教わりました。

だけど私は思います。「揺さぶられる?衝突する?拡大する?ほんとに?雨が降る雲と、雨が降らない雲の違いは何?」。

 

氷山を舐めるとしょっぱいの?

氷山も流氷も、舐めてもしょっぱくないそうです。私は舐めたことがないから、あくまでも人づてに聞いた噂です。だったらあれは真水の凍ったものなのか。テレビのCMで流氷を削り取って、ウィスキーの中にぶちこんで「これが正真正銘のロックじゃ」と粋がってる画面を見たことがあります(矢沢永吉だったかな岩城滉一だったかな忘れたなぁ)。流氷は凍った川から流されて来たものだということでした。ふうん。だったらあれは、粋がってるんじゃなくて、本当のことを伝えてただけなんだ。彼らはジャーナリストだったんだ。…でも本当に川だけ?オホーツク海を埋め尽くすほど?間宮海峡付近に注ぐ「アムール川」は最強だ。

 

いきなり!ですが、私は、雲が浮かぶのは「超常現象」だと思います。不思議不思議の積み重ね、雨は神様が降らせてると思います(居たら、ね)。

 

雲はどこで作られる?

私は大気中で作られると思います。しかも「海上」に限ります。海水が蒸発するわけでもないけど、なぜか海上は湿度が高いです。でもなぜ海上?これも超常現象、神様の仕業です(居たら、ね)。

 

 

人生とは折り合いの日々、私たちはそんな日々たちと折り合って行くだけの日々を生きてるだけなのかもしれません。雲が浮かぶそのわけなんて、脳ミソがただ勝手に考えてくれます、「わかんない、でもそんなことどうでもいいや」。そして私は今日もまた、ただぼんやりと、流れ行く雲を見てこう思います、「雲はなぜ浮かぶ?」。この姿勢が「日常というもの」だと思います。

 

ああ、今回もまたまた長かったです。最後までお付き合いくださいましてどうもありがとうございました。次回のテーマは「睡眠って何?寝てる時こそがデフォルト」の予定です。それではご機嫌よう、さようなら。